このアイテムはFIELD COAT という名前です。
フィールドコートは、ミディアム丈で、フロントには6つのプレススタッズ(留めると見えなくなる)が付いています。
襟は丸みを帯びた中ぐらいの大きさのターンダウン襟で、首に沿うようなカットは常に形が崩れないようになっています。しっかりと立ち上がる襟は首やあごに風が当たるのを防ぎ、生地の自然な起毛で肌触りもよく、とても暖かいです。
このコートはシューティングショルダーでアクションバックがあります。これにより前方向と上方向の動きが楽になります。
ジャバラポケットを採用。しかも、上部だけがコートにつながっているフローティングタイプ。そのため、例えば前かがみになったとき、ポケットは体の角度ではなく重力に従うので、ポケットの中身が落ちる可能性が非常に低くなります。
ベルトはポケットのフラップの下を通っていて、真鍮のバックルで留めます。背面にも真鍮のループが2つあり、2ピースベルトになっています。バッグのストラップのように、腹囲や好みに合わせてベルトの長さを調節することができるのです。
もちろん、ベルトが好きな人ばかりではないので、ベルトを取ってもいいようにフラップポケットの下を通し、ベルトループを付けていません。また、使用しないベルトは、隠しポケットに入れるなどして、簡単に保管することもできます。
メインポケットの上にはハンドウォーマーポケットが2つあり、疲れた手を休めたり、冷えた手を温めたりするのに理想的です。このポケットは、上下とも頑丈な小さなバータックで補強されていますーコート着用の際に強いストレスと磨耗がかかる他の箇所も同じです。
バッグスタイルはサイドベンツ。
袖口はマチ付きで、風や雨を通さない構造になっており、さらにプレススタッドで2段階の締め付けが可能です。
コートの背面、ベルトラインの南側とツインベントの間には、隠しポーチャーズポケットがあります。左右どちらからでもアクセス可能な隠しポケット。現代では何を入れたらいいんだろう、、
生地は北アイルランドのミルで織られたSEIL-CLOTH 。めのぎっちり詰まったキャンバス地で、激しい雨を防ぐ耐候性加工が施されていますが、快適性や通気性は犠牲にしていません。また、耐久性にも優れており、年月を重ねるごとに味わいが増していく生地です。色合いも豊かで深みがあります。
と長くなりましたが、最後にS.E.H KELLY からの着用画像を。
癖になりそなアウターですね。
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