皆様、春のご準備は整いましたでしょうか?
本日より、新作のご紹介をしてゆきたいと思います。
FRANK LEDER は「Hütte(Cabin)」 第一弾
ドイツとデンマークの沖合、ワッデン海の離島にあるキャビン(海辺にある小屋)でストーリーが展開されます。
ワッデン海、ご存じですか?世界自然遺産に認定されているとても美しい干潟のある海岸だそうです。さすがのヨーロッパ、陸続きでいろんな自然と環境、文化があります。ここは海と陸、砂丘、森林がすぐ近くに存在している場所のようです。そう、日本の海岸だとどこなんでしょう。干潟といえば有明海か、でも砂丘や森はすぐ近くにはないですね。また、漁港で海鮮を食べる、とも違う印象ですしね。
1930年代に大航海した元船長が静かに過ごす海辺の小屋。玉手箱のように、ガラクタのように見えるものでさえ、彼にとっては宝物が詰まっています。いろんな国のいろんなものが所狭しと飾られ、それは一つ一つに想い出ともに存在しています。ヘミングウェイの「老人と海」を思い出したりもして、、(このヨーロッパの海に存在した元船長は、ヘミングウェイの老漁師とは全然違うんですけど。)思い出の中で静かな海辺に暮らしていて、ある日ガラクタの中に鍵となる何かが見つかり、また冒険にでる、といったハリソンフォード的な別の物語なども勝手に思い浮かべたり。
話はもどりまして、コレクションですが、まずはレアなジャーマンファブリックが登場です。30年代から50年代、ミュンヘンで引退したテイラーから手に入れたそうです。このシリーズには別タグが付いています。
非常に古いドイツ文字でThe german art of tailoringと書いています。まったく読めません。
生地のアップもご覧ください。 寄りすぎて色がちょっと飛んでおりますっが。
こんな風に格子柄のような折り目で結構凹凸があります。ポケットのエッジの部分。
混合糸の色味のせいか、同じ生地でも全然違って写っておりますが、全部同じブラウンシャツの写真です。
もう一点、デットストックの生地とボタンのこのジャケットもなんともブランドらしい一品です。
生地のアップはこちら。すごっく深みのある色なんですが、どうも全然表現できていません。。。
やはり、生地自体に魅があって、楽しくなります。
次回はシーズンカラーなどについてご案内いたします。
team55